ALOHA ! Taka&Naomiです☆ ハワイで生まれたギター奏法、ハワイアン・スラック・キー・ギター♪ オープンチューニングがかもし出す、波のような、風のような、心地よい独特なサウンドです。 かつてはチューニングや奏法は秘密のベールに包まれていたSlack Key Guitarも、現在ハワイではハワイの文化として伝えようと活動している人たちがいます。私達もハワイでKahumoku 'Ohana Hawaiian Music&Lifestyl WSに参加して、ケオキ・カフモク、デニス・カマカヒ、レッドワード・カアパナ、ジョン・ケアヴェ、ジョージ・カフモク・ジュニア、モーゼス・カフモク、ベン・カイリ、サニー・リム、ティミー・アブリーゴ、エミリー・アブリーゴに直接教えてもらいました。 (体験記はこちら★) 奏法は文字やタブ譜では書けません。ハワイでは直接先生の手本を見ながら繰り返し教えてもらいました。 興味のある方にはシェアしていきたいと思います。 スラック・キー・チューニングは沢山ありますが、ここでは代表的なタロパッチチューニングとコードのヒントをご紹介しています。ギターの弦を緩めて、スラック・キー体験してください!(スラック=ゆるめる) |
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タロパッチ・チューニング Gチューニング |
6弦 | 6弦からDGDGBD このままジャラ〜ンと弾けばGのコードです チューニングはいわゆるオープンG |
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まずは幾つかの基本的なコードフォームを覚えます。 開放弦を多く使うことで、スラック・キー独特の心地よいサウンドが生まれます。 ハイコードは、基本の型をそのまま平行移動する方法があります。 人差し指でセーハするなどして平行に移動すれば、コードは得られますが、開放弦の魅力も生かしつつ 全部押さえない・・・という考え方も必要かと思います。 音の選び方も弾き手それぞれの個性があります。慣れてきたら自分でも音を探してみてくださいね♪ では、はじめにGkeyの主要コードと、その手型の平行移動によって得られるコードを紹介します。 表記の記号 : R=ルート B=3度 D=5度 F=セブンス |
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G Key のスリーコード G C D7 + Vanp: A7 D7 G |
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オープンG型の平行移動(人差し指でセーハする) | |||||||
G | 2フレットセーハ=A 4フレットセーハ=B 5フレットセーハ=C 7フレットセーハ=D 9フレットセーハ=E 10フレットセーハ=F 12フレットセーハ=G |
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D7型の平行移動(人差し指でセーハする) |
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D7 | 2フレットセーハ=E7 3フレットセーハ=F7 5フレットセーハ=G7 7フレットセーハ=A7 9フレットセーハ=B7 10フレットセーハ=C7 |
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C型の平行移動(人差し指でセーハする) | |||||||
C | 2フレットセーハ=D 5フレットセーハ=F 7フレットセーハ=G 9フレットセーハ=A |
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A7型の平行移動 | |||||||
A7 | 1フレットセーハ=F7 3フレットセーハ=G7 5フレットセーハ=A7 7フレットセーハ=B7 8フレットセーハ=C7 |
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スリー・コードだけでも、かなりの数のフラ・ソングなどを楽しむことができます。 フラソングはVanpがイントロやエンディングの役割をします。 3コードの曲でもVanp用にもう一つコードを覚えるとよいと思います。。 GKeyですと、D7 G A7 がよく使われるVanpのコードになります。A7も覚えましょう。 、 CKeyのスリーコード、C F G7も覚えておくと便利です。プラスVanpにD7。 |
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C Key のスリーコードC F G7 + Vanp: D7 G7 C |
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C |
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G7型の平行移動(人差し指でセーハする) | |||||||
G7 | 2フレットセーハ=A7 4フレットセーハ=B7 5フレットセーハ=C7 7フレットセーハ=D7 9フレットセーハ=E7 10フレットセーハ=F7 |
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F型の平行移動 | |||||||
F | ルートを5F=G ルートを7F=A ルートを9F=B ルートを10F=C |
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D7 | |||||||
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Amの構成音、A C Eに○を付けてみます。6弦もEですが、そこまでは押さえられません、、、、 Am Amの型は平行移動できますね。 全部の弦を弾かなくてもいいのです! ちなみに、ルート音の2フレット左にはセブンスの音があります。 Am7は、オープンのG音を使って、このように弾けます。 Am7はこれでも良いわけです。 同じコードでも音色の違いを感じることができます。 音の選び方は個性が出るところです♪ これもオープンチューニングの面白さだと思います。 そしてもう1つ。ルート抜きのAm7で、これは人差し指でセーハして、平行移動ができるパターンです。 2フレットセーハでBm7 3フレットセーハでCm7 5フレットセーハでDm7 7フレットセーハでEm7 8フレットセーハでFm7 10フレットセーハでGm7 ルート抜き型マイナーセブンですが、よく見るとCの型とよく似ています。 Am7はC6と構成音(ACEG)が同じですが、Am7のルートがC6の6の音にあたるので、同じ形になったという理屈です。 並べてみると Am7 C Updated 2011/10/25 |
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Hawaiian Slack Key Guitarは独特の奏法があります。 そこを無視してしまうとただのオープンチューニングだなって思うこの頃。 コードは弾語りや音を探すヒントにしていただけたら幸いです。 相模原、伊東市大室高原、渋谷のアトリエでシェアできます。 興味のある方はお問合せください。 IKAMA HOME |
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