Aloha! Taka&Naomiです。ハワイの自然に惹かれ、Slack Key GuitarやUkulele・Steel Guitarで奏でるハワイのトラディショナルソングやオリジナルソングを弾き歌うようになり、もっとハワイの音楽を知りたい!と思い続けていた私達ですが、2013年11月ついにディープなリアルハワイを体験することができました!
私たちが参加した「Kahumoku
‘Ohana Hawaiian Music&Lifestyl Workshop」で得た学びや感動、ハワイアンのスピリットは深く心に刻まれました。ハワイ島Paharaでの一週間の体験記をここにShareします。ハワイの暮らしの中にある音楽とスピリットを日本の皆さんにお伝えしたいと思います。
ハワイアン・ミュージシャンであり、ファーマーで教育者でもあるKeoki Kahumokuが主催する「2013Kahumoku
‘Ohana Hawaiian Music&Lifestyl Workshop」はハワイ島ヒロ空港から車で一時間程のパハラという小さな町で開催されました。今年で第8回目です。 会場のプランテーションハウスは以前はサトウキビプランテーションのオーナーの家でした。講師やスカラシップスチューデント(子供たち)はここに寝泊まりし、参加者は周辺のコテージ(一軒家)に数名で滞在して、朝食の時間にプランテーションハウスに行き、夜のカニカピラが終わるまで一緒に過ごします。 |
朝一番、玄関ホールの階段脇に巻物を開いたようなスケジュールが張り出されます。同じ時間帯でいくつかのクラスがあり、目当てのクラスに自由に参加することができます。
初めての私達にはこれが断腸の思い。ちょっと大げさでしょうか?どれも出席したいので、毎朝巻物を睨んでは唸っていました(笑)食事の時間になると子供が鐘を鳴らして歩き知らせてくれます。夕食が終わるとカニカピラです。夜の9時過ぎまで大いに盛り上がり、終わるとそれぞれの家に帰ります。
さて、ここまでサラッと書きましたが、特筆すべきことがあります。カリキュラムにはありませんが、このWSの大きな目的の一つに子供たちの教育があるのです。
ビュッフェスタイルの食事は、子供たちが、Keokiや元スカラシップスチューデントで講師として参加してる先輩たちと一緒に、一日三食50名分以上の料理をし、後片付けまでしています。子供たちが食事をできるのは一番最後です。他にも地元の漁師と一緒に大きな魚をさばいて、葉っぱにくるんで蒸したり、ハワイアンの伝統的な”イム”という土を掘って石を温め蒸し料理を作るのですが、そのための穴を掘り、豚を解体し、生きていた動物から食物に代わっていく過程まで子供たちは体験していきます。WSの参加者は音楽のクラスの合間などにその様子を垣間見ることができます。
この様にKeoki
Kahumokuは、音楽とライフスタイルを子供たちに伝えていくことに使命と情熱を持って取り組んでおり、この姿に感銘を受けるとともに、尊敬の念を抱かずにいられません。 つづく
第一回目のレポートいかがでしたか?ディープでしょ!次回はWSの内容をご紹介します。
プランテーションハウスの庭でSlack Key Guitar レッスン後のDennis KamakahiとNaomi。